それはスーパーマーケッティング

スーパー店員20年の日常

コロナ家

家族3人中私以外の2人が

新型コロナ陽性になりました。

 

まず娘の幼稚園のクラスで陽性者が1名出ました。

その日はその時点でクラス閉鎖になりお迎えで帰宅。

私も仕事を早退になりました。

 

保健所の指導で2日間はクラス閉鎖ということでお休みになりました。

1日目は娘も元気にしていたんですが、2日目は朝から元気がなく、

しきりにおなかいたい・・・と訴えていました。

 

熱を測ると、39.8℃。

これはあやしいということで、

PCR検査をしてもらおうと思い

県のコロナ相談ダイヤルへ電話しました。

 

20分くらい待たされた後、症状などを

説明し、病院を紹介してもらいましたが、

日曜日の午後なので1つしかないとのことで

今度はそちらの病院に電話すると、

発熱のある人は診れないとのこと。

PCR検査って熱のある人対象じゃないの?

と思いつつ、身内のつてを頼って

違う病院で無理やり検査に入れてもらいました。

 

病院に着くと、完全防護服を着た看護師さんが

待っていてくれました。車の窓だけ開けての

いわゆるドライブスルー検査でした。

 

鼻の奥から検査する検体を採取するのですが、

相当痛いらしく泣き叫びました。

 

家に帰って4時間ほどで連絡がきて、

陽性と判定されました。

まさかと思ったけどどうしたら良いのかなと

途方にくれましたが、自宅療養するように

ということでとりあえずその日は休むことにしました。

就職活動8

気が付いたら最終役員面接の日が来ました。

社長以下5人の役員だったと思います。

 

何を聞かれたかはすっかり忘れてしまいましたが、

一つだけ覚えているのは、

当時の専務からの

「あなたは登山をしています。用意した水が

 あと半分だけ残っています。工程はあと半分です。 

 どう考えてこの先進みますか?」

という質問でした。

 

トップバッターの私は、

あと半分しかないと危機感を持って

慎重に配分を考えて進むと答えました。

 

驚いたのはほかの全員がまだ半分あると

余裕をもって進むと答えたことでした。

 

いったいどっちが求められた答え

だったのでしょうか?

就職活動7

2次試験は仮想経営戦略ゲーム?というもので、

6名×8テーブルで32名が一次試験を通過したようでした。

 

試験については何も事前説明はなく、

やりながら覚えてくださいとのこと。

 

会社名を決め、自分のターンで行動を

1つ選んで、終了時に利益が一番

出ている人が勝ちという

仮想経営シミュレーションのような

ものでした。

 

終わってみれば私が

ダントツの優勝でした。

が、どうやら会社側の想定とは

違ったようで不思議な雰囲気に…

 

とりあえず最終面接まで進むことになりました。

就職活動6

内定辞退して一週間。

何をするでもなくダラダラ過ごしていました。

週一回研究室に出席の日に、

地元のスーパーを就職先に希望している友達に会いました。

 

就職どうするの~という話から、

スーパーの受験希望の受付締め切りが近いという

ことを聞いて、受けてみようかなという気持ちになりました。

 

すぐに電話でエントリーシートを取り寄せて、

翌日速達で送りました。

 

試験開始が6月後半と一般的な企業より

だいぶ遅いという印象でした。

 

一次試験は筆記試験。

100人くらいいて驚きました。

あれ、俺大丈夫かな・・・と

とても不安になりました。

 

一週間ほどで一次審査通過の通知が届きました。

就職活動5

家で当時の2ちゃんねるで会社名を検索すると

黒い噂がいっぱい出てきました。

日本全国的に支部があることも

その時に知りました。

やっぱり、土曜日は休みにして働いているという

書き込みもありました。

社員(本当に社員かはわかりませんが・・・)の

恨みつらみが激しく書き込まれていました。

 

大丈夫かな?という気持ちがだんだんと

入社したくないな~という気持ちに

変わっていきました。

 

次の日には、辞退しようと

気持ちを固めてお昼頃には

電話で連絡しました。

 

内定を辞退したいと伝えたら、

非常に丁寧だった安田(仮名)さんが

「なんで?理由は?」と

タメ口で高圧的になったのがとても

怖かったのを覚えています。

 

理由なんて言えるわけがないので、

友達がスーパーの試験を受けることを思い出し、

「地元で流通業をやりたいと思っています」

と答えると

 

「もうそっちで内定もらってるの?あ?」

と更に高圧的になってきたので

試験のお礼と辞退のお詫びを重ねてして、

早急に会話を終えました。

 

両親と学生課にしっかり怒られ、

就職活動は振り出しに戻りました。

就職活動4

面接をしてから二日後、

また来週の土曜日同じ時間に来てくださいと

連絡が。

 

そのころ、大学の同郷の友達から地元の

スーパーを受けるとの話を聞きました。

スーパーなら実家の近くにも店舗があるし、

昔から馴染みがあるからいいかもなと

思い始めました。

 

そして土曜日。またスーツを着込んで向かうと

学生は私一人だけ。

安田(仮名)さんから

「内定になります。おめでとうございます。」

と言われ、

あれ、採用決まっちゃった・・・

本読みしかしてないのにな・・・

と思いながら帰りました。

 

学生課に連絡して、

親に連絡して、

就職活動終わったな~

生命保険の仕事ってどんななんだろう?

と調べ始めました。

就職活動3

試験を受ける流れになってしまったので、

いつもは土曜日は休みなのですが、

朝支度をして会場である生命保険の会社に向かいました。

 

メインの事務所がある2階を抜けて3階の会議室へ。

みんなすごい勢いで仕事をしています。

あれ?

土日って休みって言ってたような・・・?

 

疑問を抱きつつ会議室へ。

私の他に男性1名、女性1名の3人学生がいました。

面接会にもいた安田(仮名)さんが進行します。

 

会社のパンフレットを渡され、

歩合制なので年収1千万も夢ではない、

教員中心なので飛び込み営業も無く

経験が無くてもやりやすい、

先輩について行って仕事を覚えるので

前準備もいらない

などが説明されました。

 

教員ってもう先輩が契約して新規には

契約できなくて頭打ちなのでは・・・?

と思いましたが他の2名が

1千万!と興奮しているので

高級取りですね-と合わせたのを覚えています。

 

その後パンフレットを5ページづつ各自音読させられました。

国語の授業のような感じですね。

 

驚いたのは、他の2名がまともに音読できなかったことです。

この日はこの時点で解散になりました。